研究Research
生命医科学コース組織細胞学(旧解剖学第一)研究分野ホームページ
スタッフ
- 教 授:西山 正章(分子生物学、細胞生物学、神経科学)
- 准教授:田代 歩 (神経科学)
- 助 教:丸岡 久人(神経解剖生理学)
主な研究テーマ
- 自閉スペクトラム症の原因遺伝子の機能解析
- クロマチンリモデリングによる老化とがんの制御機構
- 精子形成と男性不妊症のメカニズム解明
研究の概要
最先端の医学研究で、100年後の未来に挑む!
私たちの研究室では、自閉症、がん、老化、不妊症など、いまだ治療法が確立されていない病気の解明と克服を目指しています。基礎医学と臨床医学をつなぐ橋渡し役として、世界に通用する医学研究を展開し、「治せない病気を治す」未来を本気で目指しています。
私たちが大切にしているのは、「自由な発想」と「一生を共にできる仲間との出会い」。大学院での教育は、どこにも負けない手厚さとレベルの高さを誇ります。ここでしかできない経験を通じて、あなた自身の手で未来を変える大発見に挑んでみませんか?
多彩な研究テーマ × 最先端のテクノロジー
研究には、ES細胞・iPS細胞・神経細胞・がん細胞などの培養細胞や、遺伝子改変マウスなどを用い、以下のような先端技術を駆使しています。
- ゲノム編集(CRISPR/Cas9)
- 次世代シークエンサー
- 二光子励起顕微鏡
- オルガノイド培養
- 光遺伝学(オプトジェネティクス)
- 人工知能(AI)を用いた解析
これらを組み合わせ、生命の不思議を解き明かしながら、革新的な治療法を創り出すことを目指しています。
自閉症研究の最前線に立つ
自閉症は、社会的なコミュニケーションの障がいや反復的な行動を特徴とする発達障がいです。私たちは、自閉症の原因遺伝子に注目し、その変異を再現したモデルマウスを作製しました。このマウスは、人と同じような行動異常を示し、自閉症研究の新たな扉を開いています(Nature掲載論文, 2016)。
このモデルを用いて、自閉症の発症メカニズムの解明と治療法の確立に挑戦しています(もちろん、他にもさまざまなテーマに取り組んでいます!)。
研究室見学・体験、大歓迎!
医学研究に少しでも興味がある人は、ぜひ研究室に遊びに来てください! 実際に見て・体験することで、「研究ってこんなに面白いんだ!」という発見がきっとあるはずです。
研究内容や研究室の日常は、ホームページやX(旧Twitter)でも紹介しています。見学希望や質問は、お気軽にメールでお問い合わせください:
📩 nishiyam[at]staff.kanazawa-u.ac.jp
未来の医学を、一緒につくろう。
